日高市の「こども医療費」と「保育園事情」:子育て環境

なぜ今、子育て世帯に「日高市」が注目されているのか?

「都内の家賃が高いし、保育園の競争率も激しい…」

「もっとのびのびとした環境で子どもを育てたいけれど、田舎すぎるのは困る…」

そんな悩みを持つパパ・ママの間で、今、密かに注目を集めているのが埼玉県日高市です。

池袋まで電車で約1時間というアクセスの良さを持ちながら、奥武蔵の豊かな自然に囲まれたこの街は、まさに「とかいなか(都会+田舎)」の理想形。

しかし、親として一番気になるのは、やはり「お金(医療費)」と「預け先(保育園)」、そして「日々の暮らしやすさ」ですよね。

今回は、2024年12月に新駅舎がオープンした高麗川駅の様子や、巾着田の新しい利用ルールを含め、現役ママ目線で日高市のリアルな子育て事情を深掘りします。

1. 家計の救世主!日高市の「こども医療費」事情

子育てにおいて、突発的な出費の代表格といえば医療費です。子供はすぐに熱を出しますし、怪我も絶えません。そんな時、自治体の助成制度がどれだけ手厚いかは、住む場所を選ぶ上で極めて重要なポイントです。

18歳まで「通院・入院」が対象!所得制限もなし

日高市のこども医療費助成制度の最大の特徴は、対象年齢が「18歳年度末(高校卒業)」まで拡大されている点です 。

以前は中学生までという自治体が多かったのですが、日高市はいち早く高校生世代までの拡充を行いました。大学受験や部活動で出費がかさむ高校生のお子さんを持つ家庭にとって、医療費の心配が減るのは非常に大きなメリットです。

  • 通院・入院費: 対象(保険診療分)
  • 所得制限: なし 

「所得制限なし」という点も非常に重要です。共働きで世帯年収が一定以上あっても、平等に支援を受けられるのは、働く世代を応援する市の姿勢の表れと言えるでしょう。

「窓口払い」には注意点あり!賢い使い方は?

「こども医療費無料」と聞くと、「お財布を持たずに病院に行ける」と思いがちですが、ここには少しだけ複雑なルールがあります。いざという時に慌てないよう、「窓口払いが必要なケース」を知っておきましょう。

原則:埼玉県内なら「窓口負担なし」

埼玉県内の医療機関であれば、健康保険証と一緒に「こども医療費受給資格証」を提示することで、窓口での支払いが原則不要(現物給付)となります 。急な発熱で小銭がない時でも、安心して受診できるのは本当に助かります。

例外:窓口での支払いが必要になる場合

以下のケースでは、一度窓口で自己負担分を支払い、後日市役所に申請してお金を戻してもらう(償還払い)必要があります。

  1. 医療費が高額になった時(月21,000円ルール)
    ひとつの病院でのひと月の自己負担額(保険診療分)が21,000円以上になった場合、その月の医療費は窓口で全額支払う必要があります 。
  • ここがポイント: 入院や手術などで医療費が高額になる場合は、まとまった現金が必要になることがあります。「無料だから大丈夫」と油断せず、入院時は準備をしておきましょう。
  1. 県外の病院にかかった時
    東京都内など、埼玉県外の医療機関を受診した場合は、「受給資格証」は使えません。必ず領収書をもらって、後日申請しましょう 。
  2. 学校・保育園での怪我
    学校管理下での怪我で「日本スポーツ振興センター」の給付対象になる場合は、こども医療費の助成対象外となることがあります 。

2. 気になる「保育園・幼稚園」のリアルな事情

次に気になるのが「待機児童問題」です。都心部での過酷な保活を耳にすると不安になりますが、日高市はどうでしょうか。

統計上は「待機児童ゼロ」

日高市は、令和6年4月1日時点での「待機児童ゼロ」を達成しています 。

都内の激戦区に比べれば、圧倒的に「入りやすい」環境であることは間違いありません。

「隠れ待機児童」と早めの行動

ただし、「絶対に希望通りの園に入れる」と楽観視しすぎるのは禁物です。統計上の待機児童がゼロでも、特定の人気園や、0歳〜1歳児クラスに希望が集中した場合、希望が通らないケース(保留児童)も存在します 。

「4月入園」を目指すなら、妊娠中や出産後早めに市役所の保育担当窓口で相談し、複数の園を見学しておくのが、スムーズな入園への近道です。

自然と触れ合う保育環境

日高市の保育園や幼稚園は、園庭が広かったり、近くに畑があったりと、自然環境に恵まれているのが特徴です。泥んこになって遊んだり、虫を捕まえたりと、五感を使った保育を望むご家庭にはぴったりの環境と言えます。

※画像はイメージ画像です。

3. 公園デビューも安心!「子育て」を楽しむ遊び場環境

医療費と保育園がクリアできたら、次は休日の過ごし方です。

巾着田(きんちゃくだ):2025年の最新ルールをチェック

曼珠沙華(彼岸花)で有名な「巾着田」ですが、夏は川遊びやBBQの人気スポットです。ここで、2025年夏の利用ルールについて情報をお伝えします。

1. 最大のポイント:「火を使うかどうか」で変わる!

2025年の夏(主に7月〜8月の特定日)は、「火気(BBQなど)を使用するかどうか」で、有料・無料に分かれます。

利用目的 料金 エリア
川遊び・水泳 無料 河原全域(火気使用エリアを除く)
散歩・ハイキング 無料 遊歩道・公園内
BBQ・炊事(火気使用) 有料 指定された実証実験エリアのみ

2.【無料】川遊び・お散歩派の方へ

「子どもと水遊びがしたい」「お弁当を持ってピクニックがしたい」という場合は、これまで通り無料です。

入場料などはかかりませんので、安心して遊びに行けます。

  • できること: 川遊び、生き物観察、テントやタープの使用(火気厳禁)、持参したお弁当を食べる。
  • 注意点: 火気(コンロ、焚き火など)は一切使用できません。

 

3.【有料】BBQ・アウトドア派の方へ(実証実験)

2025年の夏、河原で火を使って本格的なBBQを楽しみたい場合は、有料の実証実験エリアを利用することになります。

一見「値上げ」に見えますが、実は子連れファミリーや初心者にはメリットの多い変更と言えます。

料金の目安(予定)

  • 大人(中学生以上):1,000円程度
  • 小学生:500円程度
  • 未就学児:無料
  • ※別途、駐車料金(500円/日)がかかります。

有料化の「3つのうれしいメリット」

ただお金がかかるだけではありません。有料化により、以下のサービスが提供される予定です。

  1. ゴミ回収サービス付き!
    • これまで「ゴミは持ち帰り」が鉄則でしたが、有料エリアではゴミを回収してもらえます。帰りの車内がゴミで臭うこともなく、快適に帰宅できます。
  2. 場所取りのストレス軽減
    • エリアが管理されるため、早朝からの過酷な場所取り合戦や、隣との距離が近すぎる「芋洗い状態」が緩和され、ゆったり過ごせます。
  3. 治安とマナーの向上
    • 管理スタッフが常駐するため、大音量の音楽や危険な行為をするグループが減り、小さなお子様連れでも安心して楽しめます。

 

4. 巾着田を楽しむための「持ち物・準備」チェックリスト

快適に過ごすために、以下の準備をおすすめします。

  • ライフジャケット(必須級)
    • 高麗川は浅瀬が多いですが、流れが速い場所や急に深くなる場所もあります。子どもの安全のため必ず着用しましょう。
  • マリンシューズ
    • 河原は石や岩がゴロゴロしています。ビーチサンダルは流されやすく危険なので、足を覆うマリンシューズが最適です。
  • 日除けグッズ
    • 河原には日陰が少ない場所もあります。ポップアップテントなどがあると休憩に便利です。
  • 食材の買い出し
    • 近くにコンビニ(セブン-イレブン)はありますが、大型スーパーは少し離れています。食材は事前に購入してから向かうのがスムーズです。

 

日高総合公園:一日中遊べる広大な敷地

市内にある「日高総合公園」は、子育て世帯の聖地です。広大な芝生広場、大型遊具、そして夏場には水遊びができるせせらぎ水路もあります。駐車場も無料なので、お弁当を持ってピクニックに行くだけで最高の休日になります。

4. 実際の「住みやすさ」はどう?駅も新しくなってさらに便利に!

2024年12月、高麗川駅の新駅舎がオープン!

日高市の玄関口であるJR高麗川(こまがわ)駅周辺は、現在進行形で進化しています。

2024年12月8日、新しい駅舎(橋上駅舎)と西口の一部がついにオープンしました! 

  • ここが変わった!: 改札やトイレが新しくなり、西口にはエレベーターも設置され、ベビーカーでの利用が快適になりました 。
  • まだ工事中の部分も: 期待されている「東西自由通路(駅の反対側への通り抜け)」は、まだ工事中で通り抜けはできません。
    駅の東側と西側を自由に行き来できるようになる「全面オープン」は、2026年(令和8年)3月の予定です 。
    今はまだ工事の途中ですが、完成すれば街の回遊性が劇的に向上するため、将来性は抜群です。

買い物事情:車は必須だが、大型店が頼もしい

正直に申し上げますと、日高市での生活において「車」はほぼ必須です。

市内には「ヤオコー」や「ベイシア」といった大型スーパーマーケットがあり、駐車場も広いためまとめ買いには困りません。

5. 日高市は「バランス」が最高な街

日高市の子育て環境をまとめると、以下のようになります。

  • 経済的安心: 18歳まで医療費無料&所得制限なし(※高額時や県外受診の窓口払いには注意)。
  • 預け先の安心: 待機児童ゼロ(※人気園は早めの活動を)。
  • 遊び場の充実: 川遊び無料の巾着田や、広い公園。
  • 将来性: 2026年の完成に向けて整備が進む高麗川駅。

「子どもと向き合う時間」と「家計のゆとり」を大切にしたいと考えるなら、日高市は非常に魅力的な選択肢です。

ぜひ一度、生まれ変わりつつある高麗川駅を見学がてら、日高市の穏やかな空気を感じに来てみてください。

 

 

関連リンク

 

Related Posts

比較

Enter your keyword