住宅購入、注文住宅建築の流れ

成功のポイントは計画に有り!

住宅を購入する際には様々な検討事項や手続きなどがあります。

事前に購入までの基本的な流れを理解しておくとスムーズに進めることができます。

ここでは「住宅購入の流れ」および「注文住宅・建築の流れ」をご紹介します。

住宅購入の流れ

一般的な住宅購入の流れについてご紹介します。

建売住宅、中古住宅の場合はこの流れで進めますが、注文住宅の場合、申し込み後に「住まいの設計、仕様選び、建築」が入ってきます。

Step1.物件の情報収集

まずは物件と住宅ローンに関する情報収集を行います。

希望するエリアや土地、建物の広さ、間取り、注文住宅にするのかなどの条件を決めておきましょう。この条件で情報収集しているうちに、条件ごとに金額の相場などもなんとなく見えてきます。

住宅ローンについては物件選びをご相談いただく際に、弊社提携の金融機関もご紹介可能ですので、まずは概要を押さえておきましょう。

Step2.お問い合わせ・見学申し込み

気になる物件がいくつか見つかったら、弊社にご相談ください。完成している新築物件や中古物件はほとんどの場合物件の内覧が可能です。

注文住宅の場合、建築前の土地をご覧いただくことができます。近隣の環境などをご確認ください。

実際に見に行った物件や、紹介された条件が近い物件を比較して、さらに物件の検討を進めましょう。

Step3.物件の絞り込み、選定

候補となる物件がいくつかに絞り込めたら、さらに見学などを繰り返し、条件に近い物件2~3件に絞ります。

この際に、住宅ローンを利用される方には、物件に合わせた住宅ローンプランもご提案いたします。物件により住宅ローンの適用プラン・融資可能金額なども変動があるため、「この物件だと住宅ローンプランはどうなるのか」という点もしっかり確認しておきましょう。

注文住宅の場合、土地に対しての大まかな建築プランや費用なども検討しましょう。

中古物件の場合、入居前のリフォーム・修繕費用についても住宅ローンに組み込むことができるため、リフォームプランについても弊社担当者にご相談ください。

Step4.住宅ローンの事前審査

購入申し込みを行う前に住宅ローンの事前審査を受けます。

申し込みする物件の情報、お客様の個人情報から融資限度額、適用金利、返済期間などが事前審査されます。

事前審査の内容により、正式な契約に進むかどうかを判断します。

Step5.購入申し込み

物件をひとつに絞り込めたら、いよいよ「購入申し込み」です。物件の売主に対して「購入したい」という申し込みを行い、物件売買交渉が本格的にスタートします。

この時点では本契約ではありません。あくまで購入に関する交渉権の申し込みです。

契約が成立した場合の条件などについてもよく確認しておきましょう。

Step6.重要事項説明書と契約書

正式な契約を行う際には、物件の売買に関する「重要事項説明」というものを受けます。そのあと、契約書についても確認しておきましょう。

契約までの間、不明点や疑問点などありましたら、どんな些細なことでも結構です。弊社の担当者までご相談ください。

Step7.正式な契約

いよいよ売主と正式な契約を結びます。重要事項説明書および契約書の内容をしっかりと理解してから契約書を提出しましょう。

契約の際には、売主や買主(お客様)が一方的に契約破棄できないように買主から売主に対して「手付金」を支払います。
契約成立後、売主の都合で契約破棄する場合は、手付金の倍の額を買主に戻します。買主の都合で契約破棄する場合は、手付金は返還されず契約が終了します。

Step8.住宅ローンの契約

売買契約の成立後、住宅ローンの正式な申し込みを金融機関に行います。金融機関での本審査で承認されれば金融機関と正式なローン契約(金銭消費貸借契約)を結びます。

*複数の金融機関で審査が通らなかったときのために「ローン特約」という「住宅ローンが不承認のため契約を解除、手付金は買主に返還」という条項を設けることがあります。

住宅ローン審査が承認された場合、売主に「審査通過」の旨を伝えます。中古住宅や建売住宅の場合、このころには「引渡し日」もほぼ決まるため、引っ越しの段取り・引っ越し業者への仮予約を行う方が多いです。

注文住宅の場合、ここから建物の設計、建材、設備の選定などが始まります。

Step9.物件の引渡し前に

新築物件の場合、建物完成前に契約を行うこともありますので、物件の引渡し前に新築物件の状態を双方で確認する「事前内覧会」を行います。建物の状態や仕上がりが契約通りとなっているかをしっかりと確認しましょう。問題がある場合は、契約通りになるように引渡し予定日までに解決を依頼します。

中古物件の場合、基本的には「現状渡し」となるため、物件契約時の内覧でよくチェックしておく必要があります。

Step10.残金決済と融資実行

物件引渡しのタイミングで「残金決済」を行います。

住宅ローンを利用する場合、「融資実行」といい、手付金を差し引いた金額を金融機関から売主に全額支払い決済が行われます。

融資実行・決済が確認されたら売主から買主へ物件の引き渡しが行われます。このタイミングで住宅ローンの返済期間が始まります。

一般的には融資実行日に所有権が移転するため、司法書士により融資実行日に所有権移転登記が行われます。

Step11.引っ越し、入居

物件が引き渡されたら、いよいよ引っ越し・入居となります。

新築の場合も入居前にもう一度物件の状態が契約通りかどうか確認しましょう。

中古物件の場合、入居前リフォーム・修繕などを行う場合は、この時点から着工できます。リフォーム・修繕などが完了したら引っ越し・入居となります。

注文住宅・完成までの流れ

住まいの夢がひろがる注文住宅。

さまざまな仕様選びや設計のなかから、お客様だけのオリジナルプランで最高の家づくりを目指しましょう。

Step1.お客様の理想の住まいを伺います

まずはお客様の住まいへのご希望をお伺いいたします。

  • なぜ家を建てたいと思ったのか?
  • どんな住まいにしたいのか?
  • 現在および将来のライフプラン、家族構成の遷移 など

安心で幸せな家づくりのため、大小あらゆるご希望をお聞かせください。

Step2.設計プランのご提案

お客様のご希望やご予算などを基に、設計プランをご提案いたします。

プランのご確認およびご意見をお伺いした後、正式な設計プランを策定します。

Step3.設計プランの具体化

プラン確定後、実際に建物に使用する建材・設備などを決定していきます。

  • 建物外装に関するもの(外壁、屋根、外構 など)
  • 建物内装に関するもの(壁、天井、水回り、建具、電気 など)

ここで決定した内容で本見積金額が確定します。細かな点でも納得がいくまでご検討ください。

Step4.建築開始のご承諾・ご契約

すべてのプランが決定しましたら、正式な建築開始のご承諾・ご契約をいただきます。

この時点でおおよその引き渡し時期なども決まりますので、スケジュールに合わせて転居に向けた準備をご計画ください。

Step5.建築の開始

お客様のご希望により、着工前にその土地を治める神様に「家内安全・工事の安全」を願う神事(地鎮祭=じちんさい)を執り行います。

地鎮祭が済みましたら、いよいよ着工となります。悩みぬいて作り上げた建築プランが形になっていきます。

お客様のご都合に合わせて、建築中も随時お住まいの様子をご覧いただけます。

工事の進捗や資材仕入れなどの状況にもよるのですが、建築途中でも仕様の変更などが行える場合があります。気になる点などありましたらご相談ください。

Step6.建築途中には「上棟式」

お住まいの基礎工事および柱・梁などの骨組みが完成するタイミングで「上棟式」を行います。今後、お付き合いの始まるご近所の方をお招きしてご挨拶を兼ねて餅やお菓子などを振る舞うなどの催しを行う方も多くいらっしゃいます。

上棟後、屋根や壁などを作り込み、徐々に「家らしい」たたずまいに移り変わっていきます。はじめは図面などでしか見ることができなかった我が家の姿を目にすることができます。

Step7.内装工事

外観が完成したら、今度は内装工事に移ります。

内装工事の際には、図面で考えていた電気スイッチやコンセントの位置、水回りの設置状況など、実際の室内で使い勝手などを再確認しながら工事を進めていきます。プラン作成時に気づかなかった点や気持ちの変化なども生じるかと思いますので、改めて意思確認をしながら作り込んでいきます。

Step8.仕上げ工事、クリーニング

仕様に合わせて各部分の仕上げ工事を行います。

また、すぐに入居して快適に住み始められるよう、お引渡し前のクリーニングも実施します。

Step9.最終検査

図面を基に弊社および設計パートナーにより仕上がりの状況、設備の状態、建てつけなどの点検を行います。

この後、お客様立ち合いの元、プラン設計書・建築図面通りに工事が行われたかを確認します。

仕様変更等により工事金額の追加変更がある場合はその再確認を行います。

すべての確認が完了した後、正式な引渡し日を決定します。

Step10.竣工・お引き渡し

待ちに待ったお引き渡しの日です。

竣工図、住宅設備等に関する取扱説明書、各証書、鍵などをお渡しします。

同時に、設備機器の担当者より取り扱い説明、今後の定期検査などについてご案内いたします。

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